スノーボードでジャンプ:スタイル編を読む前に | スノボーのスー

スタイル編を読む前に

スノーボードでのジャンプ台の飛び方(スタイル編)。
ここでは、スノーボードでジャンプ(スタイル編)の解説を読むときの注意点を説明します。

といっても、かなりマニアックな内容なので最初に読む必要はありません。興味ない人は飛ばしちゃってOKです。

でも、この内容を理解した方が上達に役立つはずなので、思い出したときにでも読んでみてください。

本題

さて、本題に入ります。

スタイル編では色々なトリックのグラブやスタイルの入れ方を説明します。

しかし、説明通りに動いてるつもりでもイメージ通りのスタイルにならないことがあります。
これは、人それぞれトリックのやり方にクセがあるのが原因の一つです。


例えば、

「A)抜けでの先行動作を強めにして、ジャンプ前半に速めに回し、後半にスピンをおさえながら飛ぶ人」

と、

「B)抜けでの先行動作は弱めで、スピン中に先行を入れながら回転を引っ張って行く人」

では、同じスタイルを作る場合でも意識することが違います。


F/S360メランコリーの場合
F/S360メランコリーグラブを例にとって説明してみます。

A)の人の場合、メランコリーグラブをしようとすると回り過ぎやすくなるので、普段のF/S360より少なめにスピンするように調節する必要があります。

B)の人の場合は、普段通りにスピンしてもメランコリーグラブできます。

これは、メランコリーをグラブしにいくと左手・左肩を開くことになるので、F/Sスピンの方向に(左回りに)回転を引っ張る動きになることが原因です。

A)の人の場合、空中ではスピンを抑えているので、左手・左肩がスピン方向に対して閉じています。
このとき、メランコリーをしようとすると左手・左肩が開き、回転力が増えてしまします。

そのためメランコリーをするには、普段よりも少なめにスピンするように踏み切って、回転力が増してもちょうどF/S360になるようにする必要があります。


B)の人の場合は、空中で上半身を先行させて回転を引っ張っているので、左手・左肩がスピン方向に対して開いています。
そのため、メランコリーしようとしても左手・左肩が開いている量が変わらず、回転力はあまり変わりません。

なので、普段通りのF/S360で踏み切ってOKなんです。


F/S360ミュートの場合
同じF/S360で、今度はミュートグラブを例にとって説明します。

A)の人の場合、ミュートグラブは普段通りにスピンしてもミュートグラブできます。

B)の人の場合は、ミュートグラブをしようとするとスピンが足り無くなりやすいので、普段のF/S360より多めにスピンするように調整する必要があります。

これは、ミュートグラブしにいくと左手・左肩を閉じることになるので、F/Sスピンの回転力を抑える動きになることが原因です。

A)の人の場合、空中ではスピンを抑えているので、左手・左肩がスピン方向に対して閉じています。
そのため、ミュートグラブしようとしても、左手・左肩の閉じている量が変わらないので、回転力はあまり変わりません。

なので、普段通りのF/S360で踏み切ってOKなんです。

B)の人の場合は、空中で上半身を先行させて回転を引っ張っているので、左手・左肩がスピン方向に対して開いています。

このとき、ミュートグラブをしようとすると左手・左肩が閉じ、回転を引っ張って行くことが難しくなります。
そのため、スピンが足り無くなりやすいんです。


こんな感じで、先行動作の入れ方一つとっても、その人のクセによってスタイルを作る時に意識することが変わります。

他にも手の位置や回転軸の作り方、膝の上げ方など色々なクセがあるので、解説通りに動いているつもりでも、自分のクセに合ってなければ上手くいかないわけです。
(これは、キャンプなどでプロスノーボーダーに教わる時も一緒です。)


と、ゆーことで
ということなので、解説の内容を理解したら、自分のクセにあわせて動き方を調節してもらうのがベストです。

が。

キッカー初中級レベルの人はクセよりも技術力の方が問題となることがほとんどなので、基本的には解説内容をそのまま参考にしてください。

(あくまでも、「技術力が足りていても、クセが原因でイメージ通りにならない時もある」ってことです。)

解説通りに動いているつもりでも思い通りのスタイルが作れないときに、「クセの問題かもしれないから、自分のクセから見直してみるかな。」とか、考えてもらえれば良いと思います。









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