アングルとスタンス幅

ここでは、アングル、スタンスの意味、選び方などを紹介してます。

全てレギュラーとして説明してます。
グーフィーの方は左右逆に考えてください。

アングルとは?

アングルとは足(バインディング)の角度のことです。
バインディングとセンターディクスで角度を調整します。

スノーボードに対して直角が0°、つま先がノーズ側になる角度が+(プラス)、テール向きになる角度が−(マイナス)と言います。

一般的に使われる角度は、
前足 6〜27°
後足 −18〜9°
ぐらいです。

<レギュラーの場合>
アングル説明

また、「前足の角度>後足の角度」となるのが普通です。
前足6°後足9°のように、「前足の角度<後足の角度」となるアングルにはしません。


+(プラス)は通常省略され、前15°後−12°というように表現されます。

ちなみに、前15°後−12°はこんな感じ。
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スタンス幅とは?

右足から左足までの距離です。
センターディスクの真ん中から、真ん中までの距離のことです。
バインディングをつける位置で調整します。

スタンス幅説明

結論

以下のスタンスにしてください。

アングル、前21°後6°。

スタンス幅は、とりあえず何cmかは気にしなくて良いです。
スノーボードついているマーク(推奨位置)にバインディングをセッティングすればOK。


<推奨してるとこの図>
推奨スタンス印
メーカーによって表示方法が違います。


無い場合は、以下のどれかにしましょう。

ビス穴が5列の場合
両足とも真ん中につけてください。
ビス穴5

ビス穴が6列の場合
以下の3パターンのどれかにしましょう。

(1)両足とも内側にセット
ビス穴内
はいてみて狭く感じたら(2)にしてください。

(2)前足は内側、後ろ足は外側にセット
ビス穴後ろ

(3)両足とも外側にセット
ビス穴外
はいてみて広く感じたら(2)にしてください。


今のスタンスを変えようか迷ってる人は【もっと詳しく】を参考に決めてください。

もっと詳しく

アングル、スタンス幅についてもっと詳しく知りたい!って人は読んでください。

万能なスタンスは無い
たまに「自分に合うスタンスがわからない」と悩んでいる人がいますが、自分に一番あったスタンスと言うものはありません。

1)やりたいことにあわせてスタンスを決める。
2)スタンスにあわせて滑る。
というのが正解です。
(体格や骨格などが原因で、どうしても合わないスタンスもありますけどね。)

何かがやりやすいスタンスは、何かがやりづらいんです。

あまり悩まずに、やりやすいことは楽しんで、やりづらいことはテクニックでカバーするぐらいの気持ちでいましょう。

また、スタンスは上達にあわせて変えたり、種目やスタイルによって変えたりします。
一度決めたら、変えないというものではありません。

アングルの性質
ノーマルスタンス

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両足ともアングルがプラスのスタンスです。
特別な名称はないので、ここでは仮に「ノーマルスタンス」と呼びます。

<メリット>
・メインスタンスで滑る場合、右足が前向きなので滑りやすい姿勢をとりやすい。
・メインスタンスで滑る場合、膝のクッションが大きく使え、荒れた場所でも滑りやすい

<デメリット>
・スイッチスタンスで滑る場合、両足とも後ろ向きになるので滑りやすい姿勢がとりづらい。

簡単に言うと、

メインスタンス←滑りやすい
スイッチスタンス←滑りづらい

ということです。

ダックスタンス

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右足のアングルがマイナスのスタンスです。
アヒルの足のような姿勢になるので、「ダックスタンス」と呼ばれてます。

<メリット>
・スイッチスタンスで滑る場合、右足が前向きになるので、両足とも後向きになってるよりは、滑りやすい姿勢がとりやすい。

<デメリット>
・メインスタンスで滑る場合、右足が後向きなので滑りやすい姿勢をとりづらい。
・メインスタンスで滑る場合、膝のクッションがあまり使えず、荒れた場所が滑りづらい

簡単に言うと、

メインスタンス←それなりに滑れる
スイッチスタンス←それなりに滑れる

ということです。


と、二種類に分けて説明したわけですが、実際にはもっと細かく変えられるので、イメージ的な違いを以下で説明します。


<前24°後9°>
メインスタンス:超滑りやすい
スイッチスタンス:超滑りづらい


<前18°後3°>
メインスタンス:滑りやすい
スイッチスタンス:滑りづらい


<前15°後-3°>
メインスタンス:まだ滑りやすい方かな
スイッチスタンス:ましになってきた


<前9°後-9°>
メインスタンス:それなりに滑れる
スイッチスタンス:それなりに滑れる


スイッチスタンスの滑りやすさを求めた場合、
メインスタンスの滑りやすさを犠牲にすることになります。

ありがちな勘違い
「スイッチで滑れないのは、スタンスのせいだ!」という人がいますが、残念ながら違います。

どんなアングルでもスイッチで滑れます。
あくまでも、滑りづらいだけです。

スイッチで滑れない人がダックスタンスにしても、突然滑れるようになるわけではないです。
(元々が前30°後15°みたいに、かなり前向きなアングルだったときは別ですけど)

スタンス幅の性質
狭いと
・膝のクッションが大きく使えるので、荒れた場所でも滑りやすい
・スノーボードを全体的にしならせることが簡単

・踏ん張りづらい
・スノーボードが重く感じる、取り回しづらい
・ノーズ、テールに体重をかけづらい

カービング、レース、コブ斜面などに有利です。


広いと
・スノーボードが軽く感じる、取り回しやすい
・踏ん張りやすい
・ノーズ、テールに体重をかけやすい

・膝のクッションがあまり使えないので、荒れた場所が滑りづらい
・スノーボードを全体的にしならせることが難しい

キッカー、ジブ、グラトリなどに有利です。

上記の結論のスタンスって?
初級レベルに適した平均的なスタンスです。

アングルは、前18〜24°後3〜9°ぐらいであればなんでも良いんですが、これを言うと「18°と24°どっちが良いの?」ってなっちゃうので、決めちゃいました。

ちなみに前18〜24°後3〜9°ぐらいとした理由は、メインスタンスが滑りやすいからです。
メインスタンスで自由に滑れるようになるまで、メインスタンスが滑りやすいスタンスにしておこうってことです。

スタンス幅も平均的な幅であれば何でも良いんですが、これも1〜2cmの違いで悩む人がいるので決めちゃいました。

で、推奨セッティング位置ってなんなの?ってことですが、スノーボードの性能が一番発揮される位置、言い換えるとそのスノーボードの基本となるセッティング位置のことです。
なので、特殊なスノーボード(極端に長いとか、ジブ用とか)を選ばなければ、推奨セッティング位置が平均的なスタンス幅といえます。

そういう理由から、推奨セッティング位置にセッティングすれば、おのずと平均的なスタンス幅になるのです。


どんなスタンスだろうと、メリットとデメリットがあります。
難しいスタンスじゃなければ、滑りやすさ、上達のスピードに違いは無いです。
そのため、初めてスタンスを決めるときに悩んでも答えは出ません。

悩んでもしょうがないので、<結論>のスタンスで滑ってください。ってことです。

どうやってスタンスを変えれば?
スタンスを変えるのは、上達してきて、自分がやりたいこと、またはカバーしたい弱点が出てきたときです。

例えば、

・カービングしづらくても良いから、グラトリをやりやすくしたい
→今よりもスタンス幅を広げてみよう

・メインスタンスが滑りづらくなっても良いから、スイッチを滑りやすくしたい
→前21°後6°から、前15°後−3°に変えてみよう

・レースに目覚めた。もうスイッチには興味ない。
→前21°後6°から、前27°後9°に変えてみよう

など。
今の自分のスタンスを基準として、変えていくのが一番です。

変える場合は、スタンス幅ならスタンス幅だけ、アングルならアングルだけ変えてみてください。

両方同時に変えると、どっちがどう変わったのかわかりづらいです。

また、アングルを変える場合は大胆に変えてみましょう。
3°づつ調整しても、違いがわかりづらいです。

あとは滑ってみて、無理が無いか確認し、調整します。


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